笑顔を届けるてんかん講師のリンカーン中村です。
「いつまで待たなきゃいけないのかぁ…。」
病院の待ち時間って、めちゃめちゃしんどいですよね。
どのくらい待たされるのかも明確に伝えられず、待合室はどんよりとした雰囲気。
考えるだけで、気が重くなります。
今回は、そんな”病院の待ち時間”を快適に過ごすために、僕が実践した方法をご紹介したいと思います。
「待ち時間を制するものは、病を制す!」そんな勢いです。
病院の平均待ち時間
あなたは病院での待ち時間というと、どのくらいを想像しますか?
5分?15分?30分?それとも、1時間?
予約制の病院であれば、そこまで待つこともないかもしれませんが、先着順の場合は途方に暮れることもしばしば。
少し古いデータですが、厚生労働省によると、30分未満の待ち時間が全体の約50%を占めているそうです。
(引用:診察までの待ち時間・診察時間)
ということは、約50%の確率で30分以上待つことになります。30分…、結構な時間ですよね。
しかもこの30分、あらかじめ「30分お待ちくださいね」と分かっていればいいのですが、実際はそうではありません。”まだかなぁ…”と多少のストレスを感じながら待たなければいけません。
それに、30分以上掛かることもザラにあります。
病院の待ち時間。あぁ、待ち時間…。
あれは、冬のある日。鼻がつまりやすい僕は、耳鼻科に行くことにしました。病院につくと30席はあろうイスがほとんど埋まっているではありませんか。受付を済ませ、空いている席を探し、座ります。
”一体どのくらいの時間待つのだろう…。”
そんな悪い予感は見事に的中しました。30分…、1時間…、1時間30分…。そして2時間が過ぎようとしたとき、
「なかむらさーん、なかむらさーん、どうぞー。」
もう呼ばれないんじゃないかと思っていた僕を待っていたのは、たった5分の診療。
そして、「お薬1週間分出しておくので、また来週来て下さいね。」
”2度と来るかーいっ!!!!”(結局鼻づまりのストレスに勝てず、行くことになります。)
あの2時間はなんだったんだ…。なんで病院はこんなに待たなければいけないんだ…。
鼻通りの代償に、待たされていたストレスと、座りっぱなしによる腰痛を抱えることになってしまいました。笑
ちなみに、”30分以上の待ち時間で80%の人がストレスを感じる”というデータもあります。
VS 待ち時間
あの日以来、僕は決めました。”待ち時間を快適に過ごしてやる”と。
それから策を練りました。試したのは以下の通り。
①人間観察
単純に待合室にいる人を観察。
名前を呼ばれたときのリアクション。診察室から出てきたときの表情。受付のお姉さんの業務用スマイル。
ありとあらゆるものを観察します。ただ、すぐに飽きます。笑
②待合室にある新聞、雑誌または漫画を読み漁る
人間観察をしたときに、目に止まりました。”なんだ、一応こういうのあるんだ”と、意気揚々に席を立ち、雑誌コーナーを物色します。
しかし、そこで現実を突きつけられます。
”お、面白そうなのがない…。”
そこにあるのは、週刊誌や主婦向けの雑誌ばかりでした。一応手にとって読んでみますが、5分と持ちませんでした。雑誌は人を選びますな…。
漫画もあるけど、チョイスが渋い…。病院に刃牙とか置いといていいのか…。
③音楽を聴く
次に僕が取った行動は、カバンの中からイヤホンを取り出し、音楽を聴くという方法です。これなら自分の好きなものを聴けるし、時間を楽しく過ごせそうです。
しかし、しばらくして、とんでもないミスに気がつきました。
”…あれ、名前呼ばれちゃってないよね……。”
イヤホンで耳を塞いでしまったため、受付の人の声が聞こえなくなってしまっていたのです。。。
”で、でも、順番になったら、呼びに来てくれるよね…。”
そう思いましたが、呆れた顔をして僕を呼びに来る受付のお姉さんを想像し、耳につけていたイヤホンをそっと外しました。
④スマホでゲームをやる
”もう、これしかないな。”
そう思い、惰性で続けているスマホゲームをやることにしました。しかし、ここでも人見知り発動!
”隣の人に見られるの、嫌だな…”
隣の席に座っている人がスマホで何を見ているかなんて、本気を出せば、いくらでも見れます。
「こんなゲームしてるの?笑 あーー、下手くそだなぁ…。」そんな風に思われたらどうしよう。
ストレスの気配を感じた僕は、ログインボーナスだけゲットして、そっとアプリを閉じました。
打つ手なしか…
結局その場にあったものでは、待ち時間を乗り切れませんでした。
そこで僕は1つの決心をしました。
⑤本を持参して読む
”次からは本を持って行って、読もう。”
そして、これが僕的には、大当たりでした。
本を読むことでの知的アピール。いつもとは違う空間で集中力アップ。
不純な動機も混ざっていますが、ページがどんどん進んでいきました。Kindleの電子書籍を持っていけば、読み終えても、また次の本が読めます。
病院へ行く=読書しに行く
というくらい、当たり前なものに変わっていきました。
こうして、病院の待ち時間を、読書時間へ変えたことで、ストレスを感じることはなくなりました。
待ち時間を、待ち遠しい時間に変えてしまおう!
待ち時間に読書をすることで、次第に待ち時間を楽しめるようになっていました。
”今日中に読み終わりたいから、30分以上の待ち時間欲しいなぁ…”
そんな風に思えたら、もう”勝ち”ですよね。笑
病院の診察に、待ち時間はつきものです。
でも、あるとわかっているのなら、準備をすればいいのです。自分なりの方法で、その時間を快適に過ごすことができれば、イライラすることも減っていきます
是非、色々な方法を試して、快適な待ち時間ライフを過ごしましょう!
最後までご覧頂き、ありがとうございました。
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「癲癇」と「転換」
どちらも読みは、”てんかん”。癲癇という病気の見方や考え方を、プラスな方向へ転換させたいという思いから、”てんかん講師”と名乗っています。
僕自身が、癲癇になって、人生が何度も転換していった。(悪い方へも良い方へも)そんな経験を伝えていきたい。#てんかん #ミレラボ
― てんかん講師 中村真二@6/8東京 6/29浜松,名古屋 (@nakamur809) 2019年4月20日
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