笑顔を届けるてんかん講師のリンカーン中村です。
突然ですが、あなたは愛する人に裏切られたことはありますか?(重っ 笑)
僕はあります。笑
裏切られるだけではなく、陰口を言われていました。
今日はそんな僕のドロドロした恋愛遍歴と、そこから学んだ教訓をお伝えしていきます。
すべては、成長するためなのです…。
てんかんを理解してくれていた彼女
これは、僕が22歳のときの話です。当時の僕は、とあるスポーツ施設で働いていました。
そこには、僕より1つ年上のA子さんという女性が働いていました。
職場の人たちには、てんかんを持っていることも伝えてあったので、A子さんも僕の病気のことを知っています。
A子さんは優しくて、仕事もテキパキこなし、とても頼りになる存在。
そんなA子さんとは、年齢が近いこともあり、すぐに意気投合しました。真面目に仕事の話もしたり、冗談も言い合えるような関係になり、僕は次第に思いを寄せるようになっていきます。
そしてある日、抑えきれない自分の思いを伝えることにしました…!
すると、A子さんも僕が気になっていたようで、その日から僕とA子さんとの交際がスタートしました。
同僚に悟られないようにこっそり付き合いながらも、2人で休みを取っては旅行に出掛けたり、とても楽しい日々を過ごしました。
A子さんは僕の体のことも気遣ってくれて、「ちゃんと睡眠取った?」、「薬飲んだ?」と声を掛けてくれました。嫌な顔ひとつせず、デートのときには車をいつも運転してくれました。
そんな一面に、ますます惚れていきます。
「こんな日々がずっと続いていけばいいなぁ。」
心の底からそう思っていました。
しかし….!!
僕の思いは、ある日突然、儚く散ることになります。
B男の突然の告白
交際から3ヶ月が経とうとした頃、事務所で仕事をしていると、職場の責任者でもあるB男さん(当時30歳)が険しい表情で、僕に話しかけてきました。
「中村…、話がある。」
B男さんは普段はとても良い上司で、ときに厳しく、ときに楽しく、仕事以外のことも色々教えてくれました。
「はい、どうしましたか?」
いつもと違う雰囲気に、少しドキッとしながら、返事をすると、耳を疑いたくなるようにことを言われました。
「俺、A子と付き合ってるんだよね。」
・・・・へ?
そ、そんなことがあるはずはありません。いや、あってはならないはず。
だって、B男さんは結婚し、子供が2人います…!!!
理解が追いつきませんが、B男さんは続けます。
「実は、2年前から、A子と付き合っていて、今の奥さんと別れてA子との結婚も考えていた。
でも、最近2人が仲良いのを見て、A子に問い詰めたら、お前らが付き合ってるって聞いて…。
同じ職場で、三角関係になるのは俺も苦しいから、はっきりさせたかった。」
・・・・・?????
謎が多すぎる。
2年前から?
結婚考えてた??
はっきりさせる???
・
・
・
何様やねん。このクズ野郎。
しかし、動揺を隠しきれない僕に対して、B男は続けます。(もはや呼び捨て)
「俺は身を引こうと思っている。奥さんも子供も大切だから。
だから、これからもお前達が付き合っていくのかどうかは、2人で話合ってくれ。」
・
・
・
むちゃくちゃですやん。言うこともクズですやん。
自分勝手過ぎて、世界がおかしくなってますやん。
「と、とりあえず、A子と話してみます。」
事実と感情が散乱した頭の中から、なんとか言葉を紡ぎ、その場を後にしようとしました。
すると、吐き捨てるようにB男が言いました。
「でも、A子が言ってたよ。
”なんで私がいつも車出さなきゃいけないの?”って。
”大変だ”って。
それで上手くやっていけるのかね。」
信じたくない2つの事実
その日の夜、A子を呼び出し、話をしました。
- B男と二股していること
- 陰口を言っていたこと
これらの事実が明らかになり、僕は絶望しました。愛する人の裏切り、それも2つも。
ショックと混乱で、何も考えられなくなるほどでした。
それでも、A子は僕と別れたくないと言いました。
僕自身も、1日で好きという感情がなくなるわけでもなく、2時間以上話し合った結果、交際を継続することにしました。
しかし、一度抱いた不信感はなかなか拭えず、不安は募るばかりです。
職場にいけば、彼女の元カレが上司としているのですから。仕事上会話をしないわけにもいかず、どんどんストレスが溜まっていきます。この頃から、毎日職場で下痢を起こしていました。(1ヶ月で10kg減。)
そんな状態が長く続くわけもなく、僕は程なくして退職し、そのままA子とも別れることになりました。
(実際、A子とB男の関係は続いていたようです…。クソがっ!!)
女性不信のできあがり
愛する人の浮気、てんかんを持っていることへの陰口、
この2つの裏切りは、いとも簡単に僕の心を切り裂きました。
こうして、僕は女性不信へと陥りました。
「てんかんを持っている自分を、一途に愛してくれる人なんていない」
そんなことすら考えました。
でも、思うんです。
たくさん傷ついたからこそ、学んだことがあるはずだ、って。
自分の可能性を自分で否定しちゃダメだ、って。
傷つくことを恐れて、前に進めるはずない、って。
浮気をされたからこそ、浮気される側の気持ちが分かるし、
浮気をするような人間には絶対になりたくないって思います。
これって、当たり前だけど、すごい大事なことなのではないでしょうか。
人の気持ちが理解できるって、大切なことではないでしょうか。
浮気をされ、てんかんのことで陰口を言われたことも、きっと、本当の幸せを得るために必要なことだったんだと考えています。
浮気をされたおかげで、人の心の部分をよーく観察するようになりました。(観察したところで、上手くいかないこともありますが…。笑)
それでも、自分が幸せになるために、これからも傷つくことを恐れず(もちろんこれ以上傷口に塩を塗りたくはありませんが。笑)、行動していきたいと思います!
痛みを味わったからこそ、成長できるし、確かな幸せを掴めるはずだと願っています。
最後までご覧頂き、ありがとうございました。
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「癲癇」と「転換」
どちらも読みは、”てんかん”。癲癇という病気の見方や考え方を、プラスな方向へ転換させたいという思いから、”てんかん講師”と名乗っています。
僕自身が、癲癇になって、人生が何度も転換していった。(悪い方へも良い方へも)そんな経験を伝えていきたい。#てんかん #ミレラボ
― てんかん講師 中村真二@6/8東京 6/29浜松,名古屋 (@nakamur809) 2019年4月20日
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